それぞれの春

「ここあんへ来るのも来月まで」という声。
4月からお母さんは職場復帰、ちびちゃん達は保育園・幼稚園へ入園。
みな、それぞれに新しい生活が待っているのですね。
お子さん達の成長していく姿をみるのを楽しみにしてきた私ですが、これからはそうもいきません。ちょっぴりさみしい気分です。

お母さんの腕の中から離れようとしなかった赤ちゃんが、いつの間にかお座りをし、ハイハイをし、よちよち歩きをするようになりました。
わらべうたをうたう私の顔を、緊張しながらじ〜っと見つめていた赤ちゃんが、”おてぶし”のふりをして”わらべうたで遊ぼう”って誘うようになり、絵本を持って来ては”読んで”とせがむようになるのです。
ひと月に一度しか会わなくても、子どもはちゃんと憶えてくれる。お子さんによってまちまちだけど、私という人間を受け入れてくれたなと感じるときが必ずやってくる。
それはとても幸せな瞬間。求められること。それは人間にとって最高の歓びではないかしら。
そして、与えるものより、与えられたものの方が大きかったかも知れないと改めて感謝です。

そうして仲良くなった小さな人たちと、もうじきお別れです。
どうか年に一度でもいい、親子の成長した姿を見せて下さらないかしらなどとひとりごと。
好奇心に満ちたお子さん達の瞳がこれから先も曇ることなく、広い世界にひらかれ続けることを願いつつ、「みんな頑張れ!元気で!」とエールを贈る春です。
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by coco-an | 2011-02-19 08:55 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

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