NPO会計基準

NPOの会計(帳簿の付け方や収支報告書の作成など)はそれぞれに任されていたのですが、対外的にも活動(お金の動き)が見えやすいものにしようということで、NPO会計基準なるものが示され、来年春以降導入を進めることになりました。
確かにね、助成金の審査とかに関わってみると「え?こんなのあり?」と思うような会計処理がなされている団体や、どう読み解いても理解がつかない収支報告書が添えられていること、結構あるからね。
広く市民の理解と支援を受けて活動するNPOは、誰が見ても分かる(お金の使い方が)会計をして、なおかつそれをオープンにしていくことが求められます。

さて、そのNPO会計基準を学ぼうと昨夜は広島から講師をお招きして講座を開催しました。
この機会に、地域の会計の専門家(会計士・税理士)の皆さんにもご理解頂こうとご案内しましたら、参加者のおよそ半数がそうした専門家の皆さまという嬉しい状況。
NPOの実務者にとってはやや難しく、専門家の皆さんには少し物足りない、といった印象だったかもしれません。けれど、今何故、会計基準が必要かという背景的な部分をしっかり学べたことは、NPOにとっても、会計の専門家の皆さんにとっても大変意味のあることだったと思います。
具体的なノウハウ(会計処理の仕方)は、今後ケースバイケースでやっていくしかないでしょうから。

NPO?会計基準?・・・という方も多いと思いますが、みなさんのすぐ近くにNPOはたくさん存在します。NPOで働く(給料をもらって)人も少しずつ増えています。
あの団体、どんな活動しているのかな?資金はどこから調達しているのかしら?人件費に使うお金はいくらかな?・・・など、市民にとって分かりやすい会計処理をしているかどうか、ちゃんと公開されているか、チェックしてみるといいですよ。
そして、できることならそうした信頼される団体に、寄付をしていただくと有り難いですね。

私の所属するNPO法人こども未来ネットワークも、そうした信頼に値する団体でありたいと思います。
ついでに言っておくと、ここあんはNPOではありません。
境港親と子どもの劇場は法人格(NPO法人)は持っていませんが、信頼に値するNPOであることに間違いありません。
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Commented by 偽百姓 at 2011-11-26 02:04 x
やっていることを明確に公開することと、それをしっかりと見極めて支援すること、両側から少しずつ変わって行ければ、きっと社会は明るい方向に動きますよね。
「偽百姓」は個人組織なので会計が存在しませんが(いいのだろうか、とふと思いましたが)、NPO(法人格の有無問わず)への寄付、ということに関しては今後も間が取り持てるような活動をしていきたいと考えています。
またぜひいろいろ教えてください。
Commented by coco-an at 2011-11-26 08:53
偽百姓さま
個人は「組織」ではないので全てが自己責任となります。個人であっても他者を巻きこむ恒常的な事業をしているのであれば対外的にも説明責任が発生するのかなあ、と私自身は考えています。
ここあんがそうですが、説明を求められたとき公表できる収支報告位は整えておきたいなあ〜と思いつつ、自分に甘いのでなかなかできないでいます。「組織」であれば、それは許されませんね。
NPO、そしてボランティアも同じくですが、良いことをしているから、というのを言い訳にして説明責任を果たさないのではいけませんよね。
寄付文化を根付かせるためには、NPO側の努力がまずは必要なのだろうと思います。
こうした話を、ぜひみなさんで話し合えるといいですね。
by coco-an | 2011-11-25 09:01 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

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