願い

「子どもとメディア」に関する講座をはじめて10年になる。
その間に、「子どもとメディア」を巡る問題は大きく変化してきた。
まず、ケータイの普及。
そして今はそのケータイもスマートフォン(携帯型インターネット)に取って代わろうとしている。
テレビゲームもポータブル型に。
そしてインターネットは生活に欠かせないツールとなり、SNSをはじめネットゲームなどに興じる人たちは増え続けている。
福岡に事務所を置くNPO法人子どもとメディアの活動内容を見ても、こうした問題が刻々と変化しているのが分かる。
恐らく今(今後)力を注いでいるのは「依存症からの救出(または脱出)」だろう。

さて、わたしの所属するNPO法人こども未来ネットワークでも、設立当初の緊急課題として「子どもとメディア」の問題を取り上げ、今なおその課題は解決されない大きな問題として取り組み続けている。
私たちの活動はさほど変わっていない。メディアとどう付き合うべきか、ひとり一人の意識改革につながる地道な活動。講座、学習会、啓発資料の作成・・・、伝え続けるということ。
10年かけて啓発し続けてきたことが、実際どんな成果を生んでいるのだろう。
(効果の程を一度検証してみる必要がありますね。)

テレビをはじめ、ケータイ、ネット・・・、便利で頼りになる道具だけれど、便利さ故に知らず知らずのうちに大切なことまで見失わせてしまうことを、どうぞ意識して下さい。
そして本当の豊かさ、心が満たされる瞬間を演出してくれるのは、人以外にないということを、誰もが実感できる世の中であってほしい。

今日も講座に出かけます。
わたしの願いを素直に受け取って下さる方、余計なお世話と思う方・・・、お顔を見れば分かります。
言葉を交わさなくても、同じ空間にいてその表情を読み取れること、有り難いと思います。
やはり、出会うことは、大切ですね。
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Commented by ひろみ at 2012-07-15 20:32 x
今日はありがとうございました。
子どもが生まれるまでは、見ていなくても付いているのが当たり前のテレビでした。(掃除機ゴーゴーでも・・・)本当にたくさんのことを教えてもらって、今があります。
我が家は“子どもに機器の操作をさせない”しつけをすることが第一かな~。
久しぶりにお話を聴き、”そうだった!”と思うことが多くありました。
これからの夏休み、家で過ごすことが多くなるので、子どもたちともメディアのルールをいっしょに考えていかなくてはいけませんね。
Commented by coco-an at 2012-07-16 08:55
ひろみさんへ
こちらこそ、聴いて下さってありがとう。

これからはスマホ世代が親になります。年代の近い人たちが上手に伝えて下さるといいのになあと思っています。

そしてまた、幼稚園年長〜小学一,二年生向けのメディア教育紙芝居を制作予定です。
ぜひまたお知恵を貸してくださいね。
by coco-an | 2012-07-15 08:44 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

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