偲手(しのびて)

神式の通夜式に参列した。
境港の中でも、上道地区には神道信仰者が多い。
通夜及びご葬儀の際は、偲手(しのびて)を行う。

神社を詣でる折、柏手を打つ。
手を打ち鳴らし、その振動により神さまをその場にお招きするのだと聞いたことがある。
大きな鈴も同じく、音を鳴らすことにより神さまにお出まし下さいと知らせるのだとか。

偲手は、手を合わせる寸前で止め、決して音を立てない。
上道には、出雲大社の流れをくむ上道神社があるため、神事も出雲大社方式。
なので、柏手と同じく、偲手も2礼4拍。

偲手(しのびて)という言葉の美しさに改めて感心する。
深々と2度頭を下げ、4つの偲手を丁寧に打つ。
その行為によって、心から故人を偲ぶ瞬間。
天寿を全うされた故人に「お疲れさまでした」と心の中で声をかけ、ご冥福をお祈りした。
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by coco-an | 2013-11-26 09:05 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

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