カテゴリ:庵主ひとりごと( 845 )

「わらべうたを覚えるにはどうしたらいいですか?」
とよく聞かれる。
「いっぱい歌うしかない〜」
と答える。
CD を聴くっていうのも近道の一つではあるけれど、
声に出して歌ってこその「わらべうた」だと思う。

「子どもは言葉をからだで覚える」
霊長類研究者の本のタイトルにあったなあ〜
小さな人たちは親の膝の上で、体に触れられながら繰り返される言葉を「耳」というより「からだ」で覚えていくということだろう。
保育園児などは、初めてのわらべうたを3回で完璧に覚えてしまうけれど、覚えようなんて思ってなくて、からだで遊んで楽しんでいるうちに自然と覚えてしまうんだろうね。

子どもたちの内から溢れ出るエネルギーが歌になったのがわらべうた、と考えると、子どもがすぐ覚えてしまうのも頷けるね。
だから大人も、歌を覚えようと意識せずに、「楽しもう」「遊ぼう」って心持ちでいたらいいんだ。

そうそう、「お外でわらべうた」はまさに「からだで楽しむわらべうた」体験だね。
きっと、知らぬ間にわらべうたを覚えてしまうよ。


お外あそびの助っ人セレンさん主催のプログラム、「わらべ歌遠足」、オススメです。
私も行きたいくらいだが、お仕事(アートスタート公演)にて断念。

[PR]
by coco-an | 2017-10-11 08:00 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)
ブックレット、ぼちぼち売れております。
d0131255_08180996.jpg
置いておくだけ、というのも可愛くてご利益がありそう。
・・・と言いますのも、若い女性が「まだ子どもとかいないけど、この本は、これから親になって子育てしていくだろう人にとってお守りになる」って言ってくれたから。
親になる、子育てする・・・って何も分からないからこそ不安ばかりがムクムクしてくるけれど、とにかく「あれがあるから大丈夫」って思えるのだとしたら、すごくすごく嬉しいです。
以前、ここあんについても同じようなことを未婚女子たちが言っていたなあ〜
「いろいろ不安はあっても、ここあんがあるから大丈夫!って気持ちになる」って。

その他、色々とご意見を頂戴しています。
「耳が痛い」というママもいらっしゃいますし、「よくまあ、きっぱりと書いたわねえ〜」と大先輩からはお褒めの言葉。
「当たり前のことをあえて言わなきゃならない時代なのね」とか、「佐々木ファンってことが随所に感じられる」など・・・。
中には「このタイトルの意味を知りたくて、その一心で読み進めたけど、最後まで謎だった」というごもっともな感想も。
うふふ・・・。
まだまだ、まだまだ、在庫を抱えているくせに、続編の構想を練り始める自分に気付き苦笑いしています。

ブックレット「はじめましてのこひざちゃん」ご希望の方はここあんへお出かけいただくか、下記NPOへお申し込みください。

一般書店には置かず、NPOを通して販売しているのですが、唯一、米子市の「えほんやとこちゃん」にこっそり預けています。米子市内の方は「とこちゃん」に行ってみてね。

[PR]
by coco-an | 2017-10-06 08:41 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

「小商い」始めます

「おみせやさん」の棚に商品を並べてみる。
「あら?これっぽっちだったかしら・・・。」
だってさあ〜、小さなスペースなのに棚が余るくらいなんだもの。
d0131255_08043257.jpg
まあそれでも、ここあんに来る人たちに必要なものはひとまず取り揃えてみたつもり。

並べながら、「私って小さい・・・」ってつぶやく。
恐る恐る発注し、少ない商品であるにもかかわらず、果たして売れるかしらとヒヤヒヤしている。
「商売」
そう、初心者とはいえ、これはもうけてなんぼの商売なんですの。

ここあんの土間で「小商い」始めます。
6(金)7(土)8(日)の10時〜16時
どうぞ遊びに来てください。





[PR]
by coco-an | 2017-10-04 08:18 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)
♪め〜ぐろさんを まいて
 お〜でこさんを まいて
 は〜なのはしを わ〜たって
 こいしを ひ〜ろって
 おいけを ま〜わって
 すっかりきれいになりました〜♪

これは顔遊びのわらべうたですが、ここあんの裏庭も

♪の〜びたえだ お〜として
 しげったくさ ぬいて
 こみちを はいて〜
 すっかりきれいになりました〜♪
d0131255_16481813.jpg
いつも助けてくれる仲間と共に、3日がかりでひとまず手入れ完了。
きれいになった裏庭で久々のBBQを楽しんで草刈りの慰労会としました。

さて、「おみせやさん」の準備を再開。
d0131255_16480615.jpg
わらべうたで大活躍のシフォンのスカーフも届きました。

さあ、がんばろう〜。




[PR]
by coco-an | 2017-09-29 16:52 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

あるがまま

ここあん周辺には空き屋が多い。
人がちゃんと棲んで手入れすれば「家」として棲む人の暮らしを彩るであろう古き家たち。
もったいないなあ〜。
家は徐々に傷んでいくのが見えて悲しいが、その周りの庭はエネルギーに溢れている。
木などは自由に伸び伸びと枝葉を広げてゆくし、草だってもう草などとは呼べない立派さで成長し、世代交代を繰り返す。
d0131255_08250572.jpg
ついこの前、美しいあじさいのお姉様を見かけた。
あるがままの美しさ。
「きれいよ」と声を掛ける。
しかし路地に覆い被さるように枝を広げる木々や雑草をそのままにはできぬ。
数日前、シルバーさんにより丸坊主にされちゃった。
なれどそれも一時のこと。
そろりそろり、植物たちはその勢力を回復していくことだろう。

さて、ここあんの裏庭もジャングル化進行中。
バーベキューのかまど、Oちゃんの小道は全く見えなくなっている。
おそるべし草の力。
あるがままの庭と共生するのは難しい・・・。
悪いけど、こちらも一掃させていただかねば。


[PR]
by coco-an | 2017-09-20 08:36 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)
わらべうたの会(あぶぶ・とことこ)は継続参加をお願いしている。
それは、わらべうたで遊ぶことを、親子の関係ばかりではなく、毎月出会うお子さんと(私と)の関係、お子さん同士の関係を育む中で続けていきたいと思うから。
「とことこ」(2歳以上のお子さん対象)は、そういった意味で、大変面白い。

わらべうたの会を始めて間もない頃、「とことこ」は、人も定着しないし、思うようにできなくて、幾度もやめてしまいたいと考えた。
思うように、というのは、子どもたちが集中できなくて遊び始めてしまったり、絵本に興味を示さなかったり、つまり、じっとしない(させられない)ことへの不満(ふがいなさ)のこと。
まあ、そもそも「とことこ」という名前が表すように、自分の気持ちの赴くまま、あっちこっちに歩き出してしまう年頃の人たちなのだから、当たり前のことなのだが・・・。
それが変化し始めたのは、ある程度の人数が集まりメンバーが固定化してからだ。
わたしは何もしていない。
子どもたちの力で、その場がつくられていった。
「じっとしない3人組」と呼ぶお子さんたちがいた。
わらべうたの途中、絵本の途中などで、ひとりが動き出すと2名が便乗し、3人揃ってどこかへ行ってしまう。
それに引きずられないお子さんも必ずいるし、何よりお母さんたちが参加し続けているので、やがて3人組はその膝に戻ってくる。
この「じっとしない3人組」はやがて、長いお話し(絵本)を最期まで楽しめる人になり、わらべうたを自ら楽しめる人たちになっていった。
子ども同士で影響し合ながら、それを見守る親同士も影響し合っているのだろう。
「わらべうた」や「絵本」、そしてここあんという「場」がそうして親子の成長を支えているのだとしたら、嬉しいな。

お子さんが「あぶぶ」や「とことこ」の最中、お母さんの膝を離れ、どこかへ行ってしまったとしても、無理に引き戻さなくていいのです。
お子さんに「見ているよ」オーラを出しつつ、わらべうたはおかあさんが覚えて帰ればよい。
私はそう思っています。
お子さん自身が自分の意思で「あぶぶ」や「とことこ」に来ているわけではないのですもの。
お子さんたちがお膝を離れるとき、それは外への興味が膨らんでいる証拠。
無理強いするのでなく、理解しつつそっと引き戻してあげられると良いですね。
大丈夫、お子さんは安心できる場所に必ず戻って来るはずです。

自分の意思でここに来ているんだな、と感じられるようになるのは3歳を過ぎ、4歳がが近くなってからだろうか。
そこまで通って下さると嬉しいですね。








[PR]
by coco-an | 2017-09-17 09:49 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)
歌子さん・ピン太郎さんを見送ったのは一昨日の午後。
仕事したり、誰かとお喋りしたり、何かと忙しくしたあと、静かな時間がやってくると、響いてくるのは歌子さんの声。
♪えがお えがお 君の・・・(しあわせのはかりかた)
♪もっこもこ〜 ひつじぐもだよ・・・(もっこもこ)
♪ママのこころも〜(ほっぺにちゅっちゅっ!)・・・
こうして私の耳の底に響き続けるくらいだもの、小さな人たちの耳の底にもきっと響き続けているのだろうな〜。
歌声が残すものは大きい。
d0131255_08173006.jpg
歌子さん、こんな本を書いていらっしゃるくらいだもの、さすが、伝わる声なんだね。

以前、賢治の学校の鳥山敏子さん(故人)のWSを受けたとき、声や言葉だけではない「伝える」力(気のようなもの)が必要なことを知った。
ずらりと並ぶ背中を向けている人に向かい、この人って思う人に呼びかけてみる。
呼ばれた方は、「自分が呼ばれた」って感じたら振り向く、というWS。
案外、というかほとんど思う人には声が届いていないものなのだ。
これは声が大きいとか小さいという問題ではない。
相手に届く声、相手に届く言葉。
本当の意味での会話をどれだけしているのか、日頃、薄っぺらいうわべだけの、言葉というにはほど遠い文字の羅列のような会話ばかりをしていたんだなあ〜って思った。

さて、歌子さんの言う「伝わる声のつくり方」はどんなのかな?
本が届くのを楽しみに待っている。



[PR]
by coco-an | 2017-09-15 08:31 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

佐々木先生を偲ぶ

佐々木先生の新しい著書をやっと手に入れました。
中川李枝子さんの「一家に一冊、置きたい本」という帯に書かれた文章に頷くばかり。
パパになった息子たちにプレゼントしようかな・・・。
この本は、「借りて読む」ではなく、買い求め、手元に置き、折々に読むことをオススメします。

「はじまりは愛着から」
このタイトルが伝えるメッセージは深い。


[PR]
by coco-an | 2017-09-14 12:17 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

わくわく

ここあんでお便りを印刷しながら、表の通りを眺めています。
新しくなった扉から見える灘道をときおり傘を差した人が通ってゆきます。
雨音が響く通りを、ぼんやりと眺めていると時間が止まっているみたい。
d0131255_16151559.jpg
静かなここあんで、明日からのことを思いながら、ひとりわくわくしています。

歌子さん、ピン太郎さんとは、随分長くお付き合いさせてもらっているけれど、ここあん滞在ははじめて。
気に入ってもらえるかなあ〜♪

ここあんリニューアル記念第1弾!
歌子さんのうたあそびワークショップは、明日と明後日。
お申込がまだの方はお急ぎ下さいね。

[PR]
by coco-an | 2017-09-11 16:25 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

夏の終わり

地蔵盆が終わる頃になると、どうしようもなく切なくなる。
そうなると、一日がとてつもなく長く、そして短く思われる。
朝が来なければ良いのにと願う子どもの頃の自分が顔を出す。

先日、NHKテレビをなにげに見ていて(不登校がテーマ)「ああ、私も学校好きじゃなかった」と今になって確信した。
体調の悪い時期もあって「もしかしたら私死んじゃうかも」と、その体調の悪さを誰にも言えないまま過ごした日々を思い出した。
結局、具合の悪かったのはひと月ほどで、いつの間にか体調のことも死への恐怖も気づかぬうちに忘れてしまった。
新学期が始ままろうとするこの時期、子どもの自殺が多いのだと番組は伝えていた。

私の憂鬱は、夏休みの宿題が出来なかった子ども時代を思い出すからなのだと思う。
しなければならないのは重々分かっているのに、どうしてもできない。
あれは・・・一体何だったのだろう。

今年、孫ができて(おばあちゃんになって)初めての夏休み。
毎年私を襲う憂鬱は、どういうわけか顔を出さなかった。
おばあちゃんになって、やっと夏休みの(宿題の)呪縛から解き放たれたのかなあ〜。
ひとりでは何もできなくて、失敗ばかりの子どもだった私を、やっと抱きしめられるようになったのかも知れない。






[PR]
by coco-an | 2017-08-29 08:47 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

ここあん(子己庵)開設情報・日々のあれこれ


by coco-an