カテゴリ:庵主ひとりごと( 859 )

ここあんには時計がない

ここあんには時計がありません。
かつて、借り物の古い柱時計が1時間ごとに「ボーン!ボーン!」と時を告げていた時代(5年ほど)がありましたが、その時計を持ち主にお返ししてからは、ほぼ時計なし状態が続いています。

以前の記事にその「お時計さん」がつぶやいているのを見つけました。

今、「お時計さん」はどうしているかしら?
冬が来て、ここあんの建具(障子)を閉め切って過ごす頃になると、あの音が懐かしく思い出されます。

時計がないなら無いなりに過ごせるものですね。
「お時計さん」2号を求めようかと思ったことさえ、近頃は忘れています。
けれども、毎日ネジを巻いて、「お時計さん」のご機嫌を伺いながら過ごした日々は、やはり幸せだったなあ。
これから先、再びここあんに時の音が響くことがあるとしたら、ねじまき時計がいいでしょうね。

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by coco-an | 2017-12-11 08:16 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

えんでくう(マルマスにて)

ここあん前のcafeマルマスの名を「フランス語?」と尋ねる人があった。
そうよね、予備知識なしで耳にしたらフランス語っぽいかも。
おしゃれな蔵カフェだもの、頷ける。
常連客の年代は幅広く、若い人から元気な高齢者まで、老若男女が集うオアシス。

さて、ここで私が密かに楽しみにしているのが、マスターのアガーミチベン(上道弁)。
お客様には丁寧に、と気を配っておられるので接客はもちろん標準語。

「(ご注文は)お決まりですか?」

お手洗いは?と聞かれると、
「はい、ご案内いたします」

カレーなど食べていると、
「お水のお代わり、お持ちしました」

完璧でございます。
・・・が、店内とは言え、身内にはついはずみで出てしまうのが方言。

一昨日などは懐かしい言葉を聞いた。
ママさんに向かい「○○〜(名前をよび)、わし、ちょっこい、えんでくうけん、たのむ」
ママさん、「は〜い」

一瞬「ん?えんでく〜けん」(バームクーヘンを連想。)
ドイツ語か?
な〜んてね。わかっちょりますよ、「いんでくる」ってことだわ。
でも、久し振りに聴いたなあ。

マスターのアガーミチベン、好きだわ。




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by coco-an | 2017-12-06 14:47 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

どんぐり帽子

どんぐり帽子編みにはまっています。
自己流の上、記録をちゃんと残さないので、「なんとなく」「いい加減」に編み編みしています。
主に夜、「期限の迫った宿題が・・・」
「洗濯物、たたまないと・・・」
「早くお風呂にも入らなきゃ・・・」
・・・とするべきことからの現実逃避にかぎ針を動かしているような。
そして、気づいた。どんぐり帽子は男子に似合う!
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ここあんご近所のベビー男子用にと編んでみたところ、お兄ちゃんが気に入って被っているとの情報。
ならば、お兄ちゃんのを、と急ぎ編み編み(少し大きめのつもり)し、「できたよ〜」と連絡。
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兄弟二人して、喜んで被ってくれているようです。
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どんぐり帽子にサイズはあまり関係ないようだね。

さ、遊んでないで「仕事、仕事!」


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by coco-an | 2017-12-01 09:18 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

「えしこ」と「・・・しこ」、その違いについて

昨夜のわらべうた研修会は脱線続き。
「塞の神さん」「亥の子さんの晩に」などを歌った後のこと、なぜか方言の話になった。
他県から境港に移り住んだ方が「えしこ」という言葉(方言)を聞いて
「え?”えしこ”って何ですか〜?」
ちょっと考えて、
「話の終わりに”しこ””しこ”つきますよねえ〜」
ん?
「”えしこ” と ”・・・しこ” は同じじゃないよ」と境港人。

「えしこ」とは、「いい具合」「うまい具合」という意味で
「えしこにしちゃれよ」=「いい具合にしてやりなさい」と使う

一方、「・・・しこ」は、文章の終わりに使う「・・・だそうだ」「・・・らしい」という意味で
「嫁さんが来たしこだ」=「お嫁さんが来たようだ」と使う

そんな会話をしてから、うちに帰ってからも「えしこ」と「しこ」が気になってかなわない。
「しこ」ってなんだ?どこから来た?
「えしこ」の反対は?「わりしこ」(悪い具合)
あれ?それなら同じじゃない?

頭の中で「しこ」がぐるぐるしている朝である。





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by coco-an | 2017-11-28 08:29 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

おもちゃ屋修行

クリスマスフェアー&積み木体験会が終わりました。
「おもちゃやさん」を開業して2ヶ月、恐る恐るの発注、迷いながらの商品陳列は相変わらずですが、レジはまともに打てるようになったし、ラッピングもそれなにり(大きなものはダメ・・・)格好がつくようになりました。
閉店後の帳簿付けやお金の管理に戸惑いながらも自転車操業でなんとかやりくりできています。
お客様は、知り合いやここあん利用者がほとんどなので、おもちゃ選びも割とスムーズ。
木のおもちゃの良さ、確かさをすでに心得ている方達だということで、逆に私の方が教えていただくこともあります。
初めての方には、ここあんで実際に遊んでいただきます。
お店に置いている商品をここあんにも常備するようにしていますから、おもちゃが随分増えましたが、その分子どもたちの遊びも広がったかなと思っています。

おもちゃのスペシャリストでもないのにおもちゃ屋を開くなんて、恐れ多いことだと、自分でも分かっています。
けれど、子どもに寄り添うことなら自信があります。
遊びを通してそのお子さんの「望むもの、望むこと」をお手伝いする。
そのツールとして、「おもちゃ・絵本・わらべうた」を活用していく。
ここあんは、そうした場所ですから、ツールとしての「おもちゃ」を販売することが必要だったというか、ごく自然なことだったように思います。

ただし、「木や」さんの店舗がなくなった、ということは、私がおもちゃ屋を始める最も大きな要因だったかもしれません。
本当に、今思い出しても動悸が打つくらいショックな出来事でしたもの。
自分自身が子育てをしているときに「木や」さんと出会っていたら、木のおもちゃと出会っていたら、子どもにとってのおもちゃの存在を正しく理解していたら、息子たちとの向き合い方も変わっていただろうと思います。
おもちゃってすごい、おもちゃを通じて子どもを見る(知る)ってすごい。
そうしておもちゃのイロハを学んだのは「木や」さん(あの空間とご夫婦)でしたから。

今も度々思い出す光景があります。
木やさんが小さな人をおもちゃ遊びに誘う魔法のような瞬間を。
そして「はい、どうぞ」と差し出されたおもちゃに迷いなく手を伸ばし一心に遊び始める小さな人のその姿を。

今、私は小さな孫を相手に、それを繰り返し実践中。
きっとこれからも彼女らが私の師匠であり続けるでしょう。

よちよち歩きのおもちゃ屋ですが、おもちゃを使うお子さんにとって必要な遊びをより豊かに育むおもちゃ選びを、お客様と一緒に考えていけたらなあと思っていますので、どうぞ末長いお付き合いをお願いいたします。

私もいつか、木やさんのように「魔法のような瞬間」をつくり出せるスペシャリストになれるかしら〜。


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by coco-an | 2017-11-27 08:28 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

森の幼稚園にお邪魔して

出張販売という名目で、森のようちえんmichikusa”秋祭り”に出かけてきました。
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溝口町まで、ブイ〜ん。
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12月並みの寒さと言われたこの日、みちくさハウスからお山の方を眺める・・・紅葉も終盤ですね。
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秋祭りはとても賑やかでした。(賑やかな写真は一つも撮りませんでしたが)
面白いイベント、かまぼこ板で隠れ家を作ろう(みたいな名前でした)の図。
カプラみたいですが、これは全部かまぼこ板だそうです。
(よしとさんの紙芝居上演中につき、誰もおりません)

感想①
子育て真っ最中の若い人たちが楽しそうに元気良く動き回るのを見ているだけで嬉しい1日でした。
地域の人たちが一緒になって祭りを盛り上げ、楽しんでいる様子が素敵でした。

感想②
スマホに気を取られている人がいない!!
子どもたちのオープニング(お母さんたちと歌と演奏)をビデオ撮影する人(いかにも記録係風)はいても、スマホで一斉に撮り始める風景なし!
子どもにつきそう父親の姿がこの日は多かったけれど(お母さんはバザーで忙しい?)、子どもに寄り添って遊ぶ父の手にスマホはなし!

さすがだなあ〜、森のようちえんmichikusaにはメディア講座は必要なさそう。
絵本「ママのスマホになりたい」の読み聞かせも、必要なさそうだ。


出張販売と言いながら、実は個人的にもすごく楽しんでしまったことがありましたよ。
それについては後ほど写真付きで報告しますね。

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by coco-an | 2017-11-19 09:25 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

子どもを守る

猟奇的とも言える犯罪が起き、その被害者が判明してまたさらにその特異性に驚く。
彼女たちを守るすべはなかったか。
今後同じような事件が繰り返されないようにするにはどうすべきか。
大人の姿勢(覚悟)が問われている。

一つには、感覚を鈍らせないことではないかと思う。
誰かが何かしらの困難に遭遇している時、「何か変だぞ」と周りの人が察知できるかどうか。
子どもなら親が、大きくなれば仲間が、「あれ?いつもと違う」って気づけること。

また、子どもの側の問題として、「ひとり、孤独な時間を過ごす」経験が不足しているのでは?とも思う。
安易に誰かを求める前に、己と向き合うことを思春期にちゃんと経験してきたか、ということ。

そして何よりその前に、子どもたちが「根拠のない自信」を備えているかどうか。
自己肯定感と言われるもののこと。
また、「なんとかなるさ」と気持ちを切り替える力を持っているかどうか。

そうした心の持ち主になるには、幼い頃に構築すべき親(またはそれに代わる人)との「基本的信頼関係」と、周囲の大人に見守られる中で育つ「自分を好きでいられる気持ち」、或いは「安心できる居場所」があることが必須。
それを誰が保障するかというと、まずは親の役目だと私は思う。
最も大事な親の仕事じゃないかしら?
けれど、その大事な仕事を、果たすことができない社会を私たちは作ってしまったんだね。

一見、何不自由ない暮らしをしているように見える人たちが、「死にたい」と口にし、ネットの中に安易に「優しさ」を求めてしまうような現状。
それは全て社会(私たち)の責任。

今回の事件は、決して他人事ではない。
特異的な印象を受けるけれど、いつ、どこで起きても不思議ではない。
そんな危うい現実社会をいったいどうしたら安全に生き抜いていけるのだろうか。

このところずっと、彼女たちを守る手立てはなかっただろうか?と、自問自答している。

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by coco-an | 2017-11-12 10:07 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

つながり

小さい町なので初めて会う人でもよくよく話をしてみると思いがけず親戚関係だったり、共通の知人がいたり、どこかで出会っていたりして、大抵何かしらのつながりがある。
お年寄りさんなどは「ああさん(あの人)とはおやこ(血縁がある)らけん」などと言う。
おばあさんたちの話を聞いていると、町中がおやこなのでは?と思えてしまう。

市内で働く次男などは「お母さんをよく知っているよ」「お父さんと同級生だ」など、しょっちゅう言われるらしい。
良いのか悪いのか、どこにでも知り合いの目がある、そんな暮らし。

先日、こっちゃん(米子に住む長男のところの孫)もその洗礼を受けたって。
6ヶ月健診のブックスタートで絵本をもらい、ボランティアさんに読み聞かせてもらったそうだけど、その絵本をママが知っていたこと、どんな絵本を読んでいるかと聞かれ「こどものとも012」と答えたところ・・・初めての赤ちゃんなのにしては「?」と思われたのか、不思議がられていろいろ問われるうち「お母さんの名前を出しちゃったんです〜。そしたら、「まりこさんところのお孫さんなんだね」って言われて・・・」と、ママの報告。
申し訳なさそうに話すママに、「ごめんよ〜、どこへ行ってもそう言われるかも」と謝る。

しいの実(演劇祭)でも、ご近所さんはじめ「あら〜、お久しぶり」の人などに出会い、その度に立ち話。
昼食の時、「あいすみません、相席よろしいでしょうか?」と係りの方が案内してきたのは偶然にも他劇場の方、つまり良く知っている人。・・・で劇場の話などあれこれと。

シャトルバスを待つ間、すぐ前の赤ちゃんにいつもの癖でちょっかいを出すと「私、ここあんに何度か通わせてもらいました」と言われびっくり。
「ここあんに来ていたのはお兄ちゃんの方で・・・」
3歳くらいの男の子、顔を見て思わず「あ、あおちゃん?」
「そうです〜。分かります?」
お母さんのお名前は忘れちゃってるけど、お子さんの名前は出てくるんだよね。
ここあんがおもちゃやを始めたことなど話す。

そんなこんなで、人との縁、つながりの広さ・深さに驚くこの頃。




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by coco-an | 2017-11-06 08:25 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

寒さが来たぞ

車に乗っていると暑いくらいなのに、ここあんは本格的な寒さシーズン到来を感じさせる室温。
いよいよストーブの出動開始かしら?
「おもちゃ屋さん」が見渡せる窓も閉めちゃいました。

寒さとともにやってくるのが「松葉ガニ」のシーズン。
・・・ってことで、ちえさんに教わったあやとりのおさらいをしてみました。
カニから納豆、納豆からツインテールの女の子に。
置き土産の赤い毛糸でバッチリ上手にできました。
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一芸、増えました。
ちえさん、ありがとう〜

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by coco-an | 2017-11-02 07:32 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

知恵さんと過ごした10月

ここあんの「おもちゃ屋さん」開店からひと月。
ここあん利用者さまを中心に、数少ないラインナップにも関わらず、「いいわね〜」と気に入った商品をご購入いただき感謝しています。
追加発注、検品・・・と初めての仕事にまごまごし、エアレジ操作で手間取って、お客様を心配させる店主です。
あたふたしつつの帳簿付け・・・「あれ?合わないぞ」と釣り銭、売り上げを幾度もチェック。

そんなところへやってきた知恵さん。
全くお客様扱いはされないで、それどころか、イベントの前には掃除機をかけたり玄関を掃いたり・・・、お客さんにお茶出ししたり。
店主の留守には「手ぬぐいと紙風船のお買い上げがありました」と店番まで。
何から何までお世話になっちゃった〜。
もしや、ここあんリニューアルのお手伝いのために来てくれたのでは?

その知恵さん、いよいよ東京へと戻られます。
楽しかった10月よ、さようなら・・・。
次のお楽しみまで、しばしのお別れですね。

昨夜、わらべうた研修会の定例会に参加してくれた知恵さんから、カニのあやとりと面白いわらべうたを習いました。
まだまだ私達の知らないわらべうたがあるんだなあ。
面白い遊び方があるんだ〜。
知恵さんといると、わらべうたの懐の深さを感じます。
先日の「ひとりおそるおそるライブ」で聴いたちょっぴり怖いわらべうたも、またじっくり聴いてみたいですし、アイヌのわらべうたなどもいつか聴きたいと思っています。

そして今回面白かったのは、ここあんに来る親子さんたちが、知恵さんを見ても全然驚かないってこと。
「あ、来てたんですね〜」みたいな。
特別紹介もしないのだけど、みんなすでにご存知。

今日は快晴。
晴れ女の知恵さんが不在中の東京は悪天候続きでお気の毒でしたが、これからは晴れが続きそうですよ。
次に知恵さんと会う時は、レジさばきも鮮やかな店主になっているかしら?
それまでお互い元気で頑張ろう〜。
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えい、えい、お〜っ!!


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by coco-an | 2017-10-31 08:22 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

ここあん(子己庵)開設情報・日々のあれこれ


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