カテゴリ:庵主ひとりごと( 862 )

つながり

小さい町なので初めて会う人でもよくよく話をしてみると思いがけず親戚関係だったり、共通の知人がいたり、どこかで出会っていたりして、大抵何かしらのつながりがある。
お年寄りさんなどは「ああさん(あの人)とはおやこ(血縁がある)らけん」などと言う。
おばあさんたちの話を聞いていると、町中がおやこなのでは?と思えてしまう。

市内で働く次男などは「お母さんをよく知っているよ」「お父さんと同級生だ」など、しょっちゅう言われるらしい。
良いのか悪いのか、どこにでも知り合いの目がある、そんな暮らし。

先日、こっちゃん(米子に住む長男のところの孫)もその洗礼を受けたって。
6ヶ月健診のブックスタートで絵本をもらい、ボランティアさんに読み聞かせてもらったそうだけど、その絵本をママが知っていたこと、どんな絵本を読んでいるかと聞かれ「こどものとも012」と答えたところ・・・初めての赤ちゃんなのにしては「?」と思われたのか、不思議がられていろいろ問われるうち「お母さんの名前を出しちゃったんです〜。そしたら、「まりこさんところのお孫さんなんだね」って言われて・・・」と、ママの報告。
申し訳なさそうに話すママに、「ごめんよ〜、どこへ行ってもそう言われるかも」と謝る。

しいの実(演劇祭)でも、ご近所さんはじめ「あら〜、お久しぶり」の人などに出会い、その度に立ち話。
昼食の時、「あいすみません、相席よろしいでしょうか?」と係りの方が案内してきたのは偶然にも他劇場の方、つまり良く知っている人。・・・で劇場の話などあれこれと。

シャトルバスを待つ間、すぐ前の赤ちゃんにいつもの癖でちょっかいを出すと「私、ここあんに何度か通わせてもらいました」と言われびっくり。
「ここあんに来ていたのはお兄ちゃんの方で・・・」
3歳くらいの男の子、顔を見て思わず「あ、あおちゃん?」
「そうです〜。分かります?」
お母さんのお名前は忘れちゃってるけど、お子さんの名前は出てくるんだよね。
ここあんがおもちゃやを始めたことなど話す。

そんなこんなで、人との縁、つながりの広さ・深さに驚くこの頃。




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by coco-an | 2017-11-06 08:25 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

寒さが来たぞ

車に乗っていると暑いくらいなのに、ここあんは本格的な寒さシーズン到来を感じさせる室温。
いよいよストーブの出動開始かしら?
「おもちゃ屋さん」が見渡せる窓も閉めちゃいました。

寒さとともにやってくるのが「松葉ガニ」のシーズン。
・・・ってことで、ちえさんに教わったあやとりのおさらいをしてみました。
カニから納豆、納豆からツインテールの女の子に。
置き土産の赤い毛糸でバッチリ上手にできました。
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一芸、増えました。
ちえさん、ありがとう〜

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by coco-an | 2017-11-02 07:32 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

知恵さんと過ごした10月

ここあんの「おもちゃ屋さん」開店からひと月。
ここあん利用者さまを中心に、数少ないラインナップにも関わらず、「いいわね〜」と気に入った商品をご購入いただき感謝しています。
追加発注、検品・・・と初めての仕事にまごまごし、エアレジ操作で手間取って、お客様を心配させる店主です。
あたふたしつつの帳簿付け・・・「あれ?合わないぞ」と釣り銭、売り上げを幾度もチェック。

そんなところへやってきた知恵さん。
全くお客様扱いはされないで、それどころか、イベントの前には掃除機をかけたり玄関を掃いたり・・・、お客さんにお茶出ししたり。
店主の留守には「手ぬぐいと紙風船のお買い上げがありました」と店番まで。
何から何までお世話になっちゃった〜。
もしや、ここあんリニューアルのお手伝いのために来てくれたのでは?

その知恵さん、いよいよ東京へと戻られます。
楽しかった10月よ、さようなら・・・。
次のお楽しみまで、しばしのお別れですね。

昨夜、わらべうた研修会の定例会に参加してくれた知恵さんから、カニのあやとりと面白いわらべうたを習いました。
まだまだ私達の知らないわらべうたがあるんだなあ。
面白い遊び方があるんだ〜。
知恵さんといると、わらべうたの懐の深さを感じます。
先日の「ひとりおそるおそるライブ」で聴いたちょっぴり怖いわらべうたも、またじっくり聴いてみたいですし、アイヌのわらべうたなどもいつか聴きたいと思っています。

そして今回面白かったのは、ここあんに来る親子さんたちが、知恵さんを見ても全然驚かないってこと。
「あ、来てたんですね〜」みたいな。
特別紹介もしないのだけど、みんなすでにご存知。

今日は快晴。
晴れ女の知恵さんが不在中の東京は悪天候続きでお気の毒でしたが、これからは晴れが続きそうですよ。
次に知恵さんと会う時は、レジさばきも鮮やかな店主になっているかしら?
それまでお互い元気で頑張ろう〜。
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えい、えい、お〜っ!!


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by coco-an | 2017-10-31 08:22 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

うれしいとき、かなしいとき

笑顔は美しい。
昨日、お母さんと顔をくっつけるわらべうた♪ぺっちゃんぺっちゃん♪を知恵さんに教えてもらい、子どもたちがみせた笑顔の素晴らしさと言ったら・・・もう、その表情を見ているだけで胸がいっぱいになっちゃった。
「人を愛する」っていうことを、赤ちゃんは生まれながらにして知っているのだろうか?
お母さんを求めて、お母さん、お母さん、って求め続けるその声に応えてもらえるからこそ「美しい笑顔」が見せられるのだよね。
あんな笑顔で見つめてもらえるんだもの、お母さんは幸せだ〜。

3歳と1歳がお母さんのお膝の争奪戦を繰り広げる姿もあった。
こちらは「悲しい〜」と「うれしい〜」が戦いの末に繰り返される。
泣いたり、笑ったり、忙しいけど、これもまた幸せな母子の証拠。

夜、cafeマルマスの木曜ステージ。
プロの演技に、物語(注文の多い料理店)の世界へとぐいぐい引き込まれる。
一瞬で変わる表情、私たちも森の中に迷い込んだみたいだった。
後半にはサークルしじみのお二人による愉快なステージ。
もう、笑いすぎておなかが痛くなりそうなほど愉快。
前の席の女の子(中学生?高校生?)がツボにはまって笑いが止まらなくなっていた。
お母さんがそっと「こら、いいかげんに・・・」と耳打ちするが、もうこうなったら本人の意思ではどうにもならない。
女の子を見ているこちらもつられて笑う。
「箸が転んでもおかしい年頃」
私にもそんな時があったなあ〜
きっと、思春期にはそれが必要なのだろう。
うつうつと考え込むことと、笑い転げること、その両方のバランスを無意識に図っているのかもしれない。

うれしいとき、かなしいとき、
それが素直に表せるのはとてもいいことだと思う。
表情豊かな人は若々しく(みずみずしく)見える。
反対に、表情が乏しくなると老けて見える。

このところ、私より若い人が突然に亡くなることが続いた。
「悲しい」より先に「腹立たしい」気持ちに見舞われるのだ。
「なんで?」と。
そして徐々に、日を追うごとに「喪失感」が「悲しみ」となってじわじわと忍び寄る。

年を重ねた人が、喜怒哀楽をはっきりと表さないように見えるのは、こういうことだったのか。
自身が「鈍感」になったと気づいて、なおいっそう悲しいこの頃だ。

赤ちゃんのように、とは言わないが、いつまでもみずみずしい表情を失わない人になりたいなあ。

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by coco-an | 2017-10-27 08:10 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

当たり前のことにしたくない

私は「ゲンジツ」を知らないんだなあ〜と思う瞬間がある。
こどもに関わることをしているし、子育ての現場も理解しているつもりなんだけど、
例えば、イマドキの子育てや貧困の現場などについて、目の当たりにしてはいないからなあ〜
ここあんに来る人たちは、いろいろな意味で余裕があり、子どもとの暮らしを楽しめる人たちである。
多少の問題はあるにせよ、概ね「順調、大丈夫」って言える範囲。

今日、ハッとさせられたゲンジツは、出先のカフェでの光景だ。
午前のわらべうたの会から次の予定へ昼ごはん抜きで出かけた私は、午後一の仕事を終えて次の予定までの間に何か食べておこうとカフェに入った。
注文し、席に着くと、椅子を一つ挟んだ向こうに一組の親子の姿があった。
赤ちゃん連れのその親子を見た瞬間、「え?」と思った。
その方(母親だろう)は、抱っこ紐(がっちりしたベルトタイプ)の中でスヤスヤ眠る赤ちゃんを抱いたままカフェの椅子に座っていた。
赤ちゃんは4、5か月かな?
赤ちゃん連れでカフェにいることに驚いたんじゃない。
その人は、カフェのテーブルにパソコンを広げ、その横にスマホを置いて、赤ちゃんを抱っこしながらキーボードをパチパチ・・・、スマホをスルスル〜。
カフェでお仕事しているビジネスマンのよう。
それが、特別なことでなく、彼女の日常のなのだというふうに、ごく自然に私の眼の前で続けられていることに、ドキマギしてしまった。
空のお皿とカップがあるところを見ると、軽食を済ませ、今はお仕事モードなのかしら?
その人は、私がぼんやり周りを眺めていたり、注文したものを受け取ってもぐもぐ、ごくごくする間、たった一瞬もこちらへ視線を向けることをしなかった。
時折、赤ちゃんの顔を覗き込み頭を撫でたりゆすったりはするが、私がそこにいた30分ほどの間、彼女の視線は全てモニターに注がれていて、周りの世界をシャットダウンしているかのようだった。

都会の電車の中で、大勢の人が同じ場所で同じ時を過ごしながらも他人を視界に入れぬようにスマホの画面を見つめ過ごすような感覚?
急ぎの仕事でもあったのかしら?
それとも、向かいのテーブルの人は見えないけれど、ネット上ではリアルなコミュニケーションが繰り広げられていた?

カフェを出てからも、その光景が頭から離れない。
良いとか悪いとか、そんなことではなく、
そのゲンジツを受け入れられない自分がいて、そのゲンジツを当たり前のことにしたくない自分に気づいた。
一体何を受け入れられないのかは、未だ整理できていない。







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by coco-an | 2017-10-24 21:17 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

東へ

留守番の93歳のお弁当を大急ぎでこしらえて、いざ出発!
東へ、車でお出かけ〜。
途中、おきまりの場所はやっぱり渋滞・・・。
2時間半かけて向かった先は、やまびこ館。
「やっぱり、来て良かった〜」と何度つぶやいたことか。
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大変そうなコンに「お弁当、預かりましょうか?」
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そして「あげどん弁当」ご相伴しました。

「絵本のひきだし 林明子原画展」会場には、いたるところにコンがいて、連れて帰りたい衝動に駆られました。
やっと、やっと会えましたから。

林明子さんの絵本、どれも好きだけど、「え!これも林明子さんだったの?」って驚いた本もあったり、初期の頃からの原画をじっくり拝見できたり、絵本制作にまつわるエピソードの数々を知れたことで今後、絵本の見え方が違ってくるだろうなあと感じました。
きっと、もっと好きになっちゃいますね。

原画展は今日が最終日。
鳥取の人は何度でも足を運べたでしょうね。(うらやましい・・・。)
往復5時間のドライブ、同行者の皆さま、お疲れ様でした。



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by coco-an | 2017-10-22 09:05 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

寒さが来るぞ

ここあん滞在中のちえさんが、見るたびに重ね着を増やしているような・・・
寒さ忍び寄る、秋のここあん。

♩チンチロリン チンチロリン 
 かたさせ すそさせ さむさがくるぞ
 チンチロリン チンチロリン
とか

♩コオロギ コロコロ いとをひく いとをひく
 さむさが くるから いとをひく いとをひく

と、つい歌い出してしまう、この頃です。

今年はここあんをリニューアルしたので、これまでとはちょっと違う寒さ対応になるかしら?
土間の「おもちゃ屋」にもストーブを出さないといけないだろうし、ね。
新畳の上に何か暖かい敷物を、とも考えたり。
いっそ、炬燵でも出しちゃおうかなあ〜。

さて、今日は「外遊び」。
雨が上がってくれるといいけれど。




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by coco-an | 2017-10-19 07:47 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

暮らしの中に♩わらべうた♫を

「わらべうたを覚えるにはどうしたらいいですか?」
とよく聞かれる。
「いっぱい歌うしかない〜」
と答える。
CD を聴くっていうのも近道の一つではあるけれど、
声に出して歌ってこその「わらべうた」だと思う。

「子どもは言葉をからだで覚える」
霊長類研究者の本のタイトルにあったなあ〜
小さな人たちは親の膝の上で、体に触れられながら繰り返される言葉を「耳」というより「からだ」で覚えていくということだろう。
保育園児などは、初めてのわらべうたを3回で完璧に覚えてしまうけれど、覚えようなんて思ってなくて、からだで遊んで楽しんでいるうちに自然と覚えてしまうんだろうね。

子どもたちの内から溢れ出るエネルギーが歌になったのがわらべうた、と考えると、子どもがすぐ覚えてしまうのも頷けるね。
だから大人も、歌を覚えようと意識せずに、「楽しもう」「遊ぼう」って心持ちでいたらいいんだ。

そうそう、「お外でわらべうた」はまさに「からだで楽しむわらべうた」体験だね。
きっと、知らぬ間にわらべうたを覚えてしまうよ。


お外あそびの助っ人セレンさん主催のプログラム、「わらべ歌遠足」、オススメです。
私も行きたいくらいだが、お仕事(アートスタート公演)にて断念。

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by coco-an | 2017-10-11 08:00 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

「はじめましてのこひざちゃん」のこと

ブックレット、ぼちぼち売れております。
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置いておくだけ、というのも可愛くてご利益がありそう。
・・・と言いますのも、若い女性が「まだ子どもとかいないけど、この本は、これから親になって子育てしていくだろう人にとってお守りになる」って言ってくれたから。
親になる、子育てする・・・って何も分からないからこそ不安ばかりがムクムクしてくるけれど、とにかく「あれがあるから大丈夫」って思えるのだとしたら、すごくすごく嬉しいです。
以前、ここあんについても同じようなことを未婚女子たちが言っていたなあ〜
「いろいろ不安はあっても、ここあんがあるから大丈夫!って気持ちになる」って。

その他、色々とご意見を頂戴しています。
「耳が痛い」というママもいらっしゃいますし、「よくまあ、きっぱりと書いたわねえ〜」と大先輩からはお褒めの言葉。
「当たり前のことをあえて言わなきゃならない時代なのね」とか、「佐々木ファンってことが随所に感じられる」など・・・。
中には「このタイトルの意味を知りたくて、その一心で読み進めたけど、最後まで謎だった」というごもっともな感想も。
うふふ・・・。
まだまだ、まだまだ、在庫を抱えているくせに、続編の構想を練り始める自分に気付き苦笑いしています。

ブックレット「はじめましてのこひざちゃん」ご希望の方はここあんへお出かけいただくか、下記NPOへお申し込みください。

一般書店には置かず、NPOを通して販売しているのですが、唯一、米子市の「えほんやとこちゃん」にこっそり預けています。米子市内の方は「とこちゃん」に行ってみてね。

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by coco-an | 2017-10-06 08:41 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

「小商い」始めます

「おみせやさん」の棚に商品を並べてみる。
「あら?これっぽっちだったかしら・・・。」
だってさあ〜、小さなスペースなのに棚が余るくらいなんだもの。
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まあそれでも、ここあんに来る人たちに必要なものはひとまず取り揃えてみたつもり。

並べながら、「私って小さい・・・」ってつぶやく。
恐る恐る発注し、少ない商品であるにもかかわらず、果たして売れるかしらとヒヤヒヤしている。
「商売」
そう、初心者とはいえ、これはもうけてなんぼの商売なんですの。

ここあんの土間で「小商い」始めます。
6(金)7(土)8(日)の10時〜16時
どうぞ遊びに来てください。





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by coco-an | 2017-10-04 08:18 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

ここあん(子己庵)開設情報・日々のあれこれ


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