カテゴリ:庵主ひとりごと( 816 )

最終の「とことこ」が終わり、寂しさとともに成長した人たちの頼もしい姿が誇らしくも思えて、心地よい満足感に包まれています。
みんな、大きくなったなあ〜。
もうすぐ幼稚園に通うんだものね。

赤ちゃんの頃からここあんに通ってくれたYちゃん。
大きな声を出すこともなく、一見おとなしそうに見える彼女ですが、ここあんで過ごす時間を本当に楽しんでくれていて、♪ずくぼんじょ♪など歌うと、それは元気なつくしになっちゃいます。
絵本を広げれば、静かにそっと一番前の席をキープして、可愛い声で言葉を返してくれます。
その彼女がそろそろお帰りの支度と言う頃、私の所へ笑顔でやって来て、両手を広げるの。
「ん?だっこする?」
久し振りに抱き上げるYちゃんに
「わあ〜っ、Yちゃん、おっきくなったねえ〜」と私。
女の子って、なんてふんわりとして柔らかいんでしょう。
Yちゃん、ここあんは今日で卒業ってちゃんと分かっているんだね。
小さなYちゃんは、彼女なりの「さようなら」を伝えに来てくれたんじゃないかな。
その後も私の膝にちょこんと腰を下ろし過ごすYちゃん、
私も「さようなら、元気でね」とだっこで応えた。

ここあんの玄関でみんなを見送るとき、お母さんたちは「まりこさんにさよならして」とか「バイバイは?」と子どもに別れの挨拶を促す。
それは大事なことかも知れないけど、実は私、どうでも良いと思っているの。
何故って、小さな人たちはお母さんの知らないところでちゃんと私に挨拶してくれているから。
お母さんが帰る準備をしているとき、お友達とのお喋りに夢中なとき、「帰るね、またね」と目で合図して、ちゃんとバイバイを済ませているのだから。

Yちゃん、今まで素敵な時間をありがとう。
今なお残る、Yちゃんのぬくもりは、いつまでも消えることのない「さようなら」の挨拶なんだね。



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ベイビーを待ち受けるわが家。
サンルームに唯一できた壁面に、ちょっとお遊び006.gif
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でへへ・・・012.gif

もしやここ、やがて「第2ここあん」になってしまうのでは005.gif
という予感053.gif


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93歳のリピートトークにうんざり気味のこの頃。
楽しい会話とは何かを考える。
まず、他人のことをとやかく言わないことだな。
(93歳のリピートトークはほとんどが他人についてのあれこれである。)
美しい言葉を使うことかな。
(愚痴や文句は美しくない。)
明るい、前向きな気持ちを伝えることかな。
(眉間にしわを寄せて話すのはやめよう・・・)

「口は災いの元」
口から出てしまうと、取り消すことは出来ない。
自分の言葉に責任を持たねば、と言い聞かせる日々。







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いつの頃からか、煮しめやぼた餅を好むようになった。
年のせい?
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今回は残念なことに芋がなくて、普通のぼた餅。
やっぱり芋ぼたでなくちゃあね。
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わが家は今、ベイビーを迎えるにあたりサンルームを増設中。
ご先祖様方によろしくお願いしますと報告しつつ、
ああ〜、明るい光の中、泣き声や笑い声が響くのを想像するだけでにやにやしてしまう”ばば”です。


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朝ドラを見ながら朝食をとる93歳。
近頃、テレビから流れる映像をそのまま受け取る傾向にあり、時代背景とか全くお構いなし。

今朝は朝ドラのヒロインたちが昭和40年代につくった育児映画を見ながら「はあ〜、おしめに安全ピンを使うだなあ〜」と感心している。
「これは昔の話しだよ」と答えると「はあ?」って・・・015.gif

CGで恐竜などがリアルに動く映像など見たとときなど、「こげなもんがおるだなあ〜」
・・・「いやいや、今はおりませんよ」

ただでさえテレビが言うことは嫁さんの言うこと以上に正しいと思っているのに、映像技術の進歩でリアルと現実の区別がつかなくなっている。
耳(聴力)も年齢相応に衰えつつあるから、自分の都合の良いように聞き取って納得してしまう。

困ったもんだと思うと同時に、もしかすると、幼い子どもも(ばあちゃんと)同じような感覚でテレビを見ているのかも知れない、と思った。

最近ばあちゃんはテレビをほとんど見ない。
「なんだいやかましいばっかりでちっとだい面白くない」のだそう。
子ども向け番組はたくさんあるが、高齢者向けのテレビ番組っていうのも必要なんじゃないかなあ。
テレビからばあちゃんに語りかけるような、見ている方が頷いたり返事をしたりしながら楽しめる番組、手足を動かしたり、ちょっぴり考えたりできるような、そんなのがあったらいいよねえ。


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災害と私。

阪神淡路大震災。

震度4の揺れの中、子どもたちを布団の中に押し込めて「大丈夫、大丈夫」とその上に覆い被さった。その後のニュースで大災害の様子を目の当たりにするも、どこか他人事だった。

鳥取県西部地震。

自宅に被害はなかったがおさまらぬ余震の中で自らが「被災地」と呼ばれる地域の住人となってはじめて災害は決して他人事ではないと悟った。

そして東日本大震災。

我が目を疑うような津波の映像、原発事故に言葉を失った。もう、こんな悲劇は起こるはずがない。そう思いたかったが、熊本で、さらにまたしても鳥取県を大地震が襲い、当たり前の暮らしの尊さを思い知らされた。

災害ばかりでない。私たちはいつ、どこで、何が起こってもおかしくない時代を生きている。明日、全てを失ってしまうかも知れない。

だからこそ笑って生きよう。子どもたちが笑って過ごせるように寄り添って暮らそう。

これは私の決意だ。何もかもなくしたとしても笑って過ごした「幸せの記憶」は、決して消えはしない。

日々是好日。

今日も「よし!」と気合いを入れて生きている。


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2月から3月、どうしても読まずにはいられない一冊。
どちらも好きだけど、ここあんでは「ぽとんぽとんはなんのおと」を好んで読んでいます。
きっと、神沢利子さんの紡ぐ言葉に惹かれるからでしょう。

冬ごもりの穴の中、母さんクマのふところで目を覚まし始めたクマの子の耳に響いてくる音が、ひとつひとつ伝わってくるようです。
それらの音が徐々にクリアーになっていくのを感じるとともに母さんクマの穏やかで慈愛に満ちた語りかけが何とも心地よく、やがて春の日差しに誘われ、穴から出て行こうとする親子の瞳の先に広がる世界までもが見えるような、そんな気持ちにさせてくれる、魅力的な絵本です。

対象年齢として、読んであげるなら4歳から、と表示されていますが、0〜3歳のお子さんがお膝の上で聴くのにぴったりの絵本でもあると、私は実感しています。
ぜひ、お膝だっこで「ぼうやはゆっくり・・・おやすみよ」「・・・おあそびね」のフレーズのところでそっと抱きしめながら読んでみて欲しいなあ。



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先週の木曜日、人生初の全身麻酔&手術を体験し、翌日退院したものの身体がシャンとしなくてゴロゴロしていましたが、本日より社会復帰致します。
当たり前のことですが「健康って素晴らしい」012.gif

当面の目標は体力回復。
まずは瀕死の状態であろう「腸内フローラ」の育成006.gif
そして、やせたい人には悪いけど、「太りたいわ〜」023.gif
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ココンさんの人形劇「マリオネットの小作品集」出でてくる大好きなキャラクターみたいに・・・は、無理だろうけど。

本日夕、開催予定の被災地支援公演「人形劇団ココン繭の夢」でクスッと笑って一層元気が出るといいなあ。

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親知らずの治療のため、2泊3日の入院生活を経験しました。
人生初の全身麻酔、手術は様々なことを考え、思い起こさせてくれました。
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33年前、新婚旅行帰りの飛行機の中で「無くしてしまいそうだから渡しておく」と言って手渡され、以来、私の右手中指を預かり場所としてずっと共にあった夫の指輪。
もはや、つけていることさえ忘れているほど私の身体の一部になっていたけれど、この二つのブライダルリングを手術当日はじめて外した。
指輪のない私の手は、なんだか違う人の手みたい。
そうだ、来年、夫が定年退職を迎えたら、今度こそ持ち主の指に戻ってもらおう。
今、再び指輪を指に戻しながら、そんなことを考えた。

人生初の手術とはいうものの、実を言えば、なじみのある場所なのだ。
かつての私の職場だったこと、少し気恥ずかしいような懐かしいような、不思議な気持ちでその場へと向かう。
何十年経っていても、その雰囲気というのはそう変わるものではないんだね、患者としてその場にいることが妙におかしくて案外緊張しなかったのかも。

手術台に腰掛けると、そこは温められていて、ホッとした。
「術衣に着替えますよ」と言われた次の瞬間、私の身体を包んだリネンから懐かしいにおいがした。
オートクレーブで滅菌されたリネンのにおい。
優しく声を掛けながら、てきぱきと働く看護師さんをかつての自分と重ね合わせてみる。
温かくて香ばしいにおいと機械出しの準備をする独特の金属音、各種モニターが発する電子音が次々に記憶を呼び覚ます。
若くて一生懸命勉強していた頃の、今とは全く違う私。
この場所に来る人たちはみな、ここで働く人を信じている。
信じて何もかもを任せる。
全てを信じ深呼吸を繰り返すうち、無事手術は終わっていた。

もうじき誕生日を迎える私は、今年58歳になる。
今回入院することになり「今までの病歴は?」と度々問われた。
これまで本当に何事もなく、元気に過ごしてきたんだなあ。
それはある意味奇跡のように思われた。
世の中には様々な病気や障がいに苦しむ人がある。
生きたいと願っても生きられない人も・・・。
事故に遭ったり、災害に見舞われることもあるだろう。
丈夫な身体に生んでくれ、育ててくれた両親に改めて感謝した。

自分の身体のことだけ考えればよい時間、ありがとう。
経過も順調で想像していた痛みも今のところ襲ってきていない。
留守の間、はじめてのショートステイを体験した93歳も私の退院に会わせ帰宅。
今はまだ93歳の体験記を聞く余裕が私にはないが、そのうちゆっくり聞いてやらねばなあ。

歯に響かぬようにそろりそろりと動く。
ご飯は流動食。
美味しいものをもりもり食べられる日がやがて来るでしょう。
その日を楽しみに、今しばらく、療養に専念します。








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今年も、どうにか味噌を仕込むことが出来た。
今思えば、一番しんどいときだったなあ。
歯は痛い。
インフルエンザ患者と93歳とを気にしつつ。
助け合い精神あふれる「はてなサークル」の皆々に助けられ、どうにか完成!
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今年は調子の悪かった圧力鍋も新調。9リットルサイズの頼もしさ。
大豆を茹でるのが楽になった〜。

あとはじっくり待つだけ012.gif

さてと、やるべきことは済ませた。
別荘へ行く準備でもいたしましょう。

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