カテゴリ:庵主ひとりごと( 805 )

ふとした瞬間に、子どもの成長を感じることがある。
もう「子ども」と呼ぶような年齢ではないけれど、
私にとっては幾つになっても「私の子ども」だ。
「私の」というのは、もしかすると母親特有の感覚かも知れないね。

いつの間にか、こんなに大きくて頼もしい背中になっていたこと。
愛する人を優しい眼差しで見つめることが出来るようになったこと。
どんな時も、おだやかでいられること。
へえ〜、すごいなあ。
大人になった息子たちに最近ちょっと驚いている。

しかしまだ、私の子育ては終わらない。
これからは父親になる彼らを見届けなければならないもの。


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知らぬ間におかしな物さしが身についてしまう。
嫌なことだけど、そう言う事ってあるんだ。
無意識に人やものを色眼鏡で見てしまうようなこととかさ。

「粉茶なんて、美味しくないよね」(偏見)
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あら、美味しい〜emoticon-0162-coffee.gif(確信)
実体験によって私の偏見は覆された。

人との関係も知る(関わる)ことでしか本当の理解は出来ない。
子どもの、ありのままを受け入れよう。
いつもそう心がけるし、そうありたいと言い続けている。
けれどそれは容易くはない。

自閉症の青年を取り上げたかつてのNHKの番組。
「人の視線が怖い、刺すような眼差しが怖い」
青年の言葉にドキリとした。
どんなに取り繕っても、瞳は語るのだろう。
さて、私は彼の前に立てるかな。
数年経って新たな番組の中の彼の言葉。
「人はどんな困難な状況の中でも幸せを見つけることができる、そう思います。」
なんて素晴らしいんだろう。
本当の困難を知っているからこそ言える言葉に勇気をもらう。

私の中には種々雑多な偏見がうようよしているに違いない。
そのひとつ、ひとつにまずは気づくこと、できれば打ち消すこと、そして増やさぬようにしていきたいね。




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自由そうに見えるかも知れないけれど・・・。
案外色々なことに縛られていて自由でない私。
お役目で出かけなければならぬのを優先して、何とかやりくりしつつ家庭の平穏を維持しようとするから、自分自身のための時間はもっぱら家の中。
「家内(かない)じゃなくて自称”お外さま”」と言っていた時代が懐かしい。

かつて(四半世紀も前頃)認知症のおばあさんを介護していた姑(ばあちゃんね)に、「公民館活動とか、空いている時間に楽しいことやればいいんじゃない?」とすすめたことがあったが、「そんな気にはなれない」と言っていたなあ。
ばあちゃんが「今が一番楽しい」と言ったのは、大きなおばあさんを見送った後のこと。
ふれあい(地域の高齢者の集い)に通うようになってからだ。
あの頃のばあちゃんは生き生きしていた。
まるで女学生のように「友達」と出会う日を楽しみにし、「友達」とのおしゃべりに夢中だった。

その立場になってみないと分からないことってあるんだね。
今の私には、昔ばあちゃんが言った「そんな気になれない」という心情が良く分かる。
優しい言葉を掛けたり、かいがいしく世話を焼くような、そんな介護は私にはできないけれど、一つ屋根の下に暮らし、食事や身のまわりの必要最低限の手助けを毎日、毎日続けているうちに、私の心は何ものかに束縛されていくみたい。
自分のための時間を作って外へ出かけてみようなど、はなから諦めてしまうような、そんな心境。

今、かつてのばあちゃんと同じような心持ちになっている私のことを、当の本人(ばあちゃん)は一体どう思っているのだろう。
あの頃、時に声を荒げたりなどしながら大きなおばあさんと向き合っていた元気の良かった時代のばあちゃんを思い出す。
同じようについ大きな声になる私の中に、きっと昔のばあちゃんがいるんだろうな。

FBを見ていると、楽しそうなワークショップや展示会、コンサート等々イベント満載。
美味しそうな画像、ためになりそうな研修会の様子・・・心惹かれ、アクティブに行動する人々を羨ましく思いつつ眺めている。
何だか、自分だけが取り残されているような、そんな気持ちになってしまう。
もし、ここあんがなかったら、病気になっていたかも知れないね。

うつうつとする自分が嫌でならないこの頃。
今考えているのは、なんとか自分の心を自由すること。
自分で自分を窮屈にしてしまっているのだとしたら、緩める術を見つけたい。
誰かのせいで自分の時間を失うなんて、もったいないものね。




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遠方よりの親戚縁者の皆々さまをお見送りし、やっと我が家にてひと息。
12月3日、晴れて良き伴侶とともに結婚の挨拶をする息子の晴れ姿は、誰かに見せるのが惜しいくらいに立派でした。
色々な方に支えられ、育てられ、社会人として自信がついたのでしょう。
いつのまにか、素敵な大人になっていたのねと改めて実感できて(親ばか)、本当に嬉しかった。
息子よ、そしてお嫁ちゃん、ありがとう〜。
母であることを存分に楽しませて貰ったよ。
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持ち帰ったお花さんたち、少々疲れて私同様”しおしお”しています。
早くお水、お水emoticon-0156-rain.gif


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昨夜のテレビ、観ている方まで嬉しくなっちゃう。
こんな風にいくつになっても発見することにワクワクし続けられるといいな。

ここあんで甲斐さんの絵本を探す。
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確か「たんぽぽ」もあったはずだけど・・・。
改めて絵本を開いて見ると、昨日観た、あのあの空き地で、腹ばいになって「ふきのとう」とにらめっこする甲斐さんの姿が目に浮かぶよう。
すごいなあ〜。

私は、福音館の「かがくのとも」で、知らないことをいっぱい教わった。
それは親になってからのこと。
例えば「ふきのとう」の、黄色い花はおすふき、白い花はめすふきだとか・・・。
その絵本は、甲斐さんのような好奇心と生き物たちへのあたたかな眼差しをもった人たちが、長い長い観察とスケッチとを繰り返すなかで生み出して下さっていたんだ。
自然への興味や関心を引き出してくれる「科学絵本」、親子で沢山読んで欲しいなあ〜。

そして気づいた。
やはり「観察」、よく見ることが全てなんだね。
雑草の言葉がよく分かって、「こいつら頑張ってる」「ほら、騒がしいでしょ」などという甲斐さんをみながら、ああ、子どもも一緒だなって思ったよ。
しっかり見ていると聞こえてくるもの。




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どことなく古風な二人。
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息子よ、紐落とし以来の羽織袴姿は、頼もしく見えるぞ。

初めての子育ては、毎日おむつを干して、畳んで、お洒落どころかお化粧さえもままならず、どこに楽しさを見いだしたらいいのだろうと自問自答するばかりの日々だったなあ・・・。
考えられる全てのことをやってもなお泣き続ける息子を抱いて狭い部屋の中をウロウロしていたことなど思い出す。
思い通りにいかなくて手をあげてしまったり、言葉で押さえ込もうとしたり・・・、失敗ばかりの新米かーちゃんにつき合ってくれた人。
私を「お母さん」にしてくれたのはこの人だったんだ。

挙式を控え、前撮り見学でしみじみemoticon-0111-blush.gif
皆さまにも、ちょっぴり幸せのお裾分けemoticon-0152-heart.gif

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わらべうたを歌うようになってどのくらいかしら?
ここあんを開く前、子どもセンターでKちゃんが歌うのをひとつひとつ覚えていったのは、確か18年前。
その後、講習会にせっせと出かけるようになり、一曲、また一曲、レパートリーを増やしていった。
やがて、劇場の「わらべうたで遊ぼう」をはじめたり・・・
ここあんを開いてからは、恐る恐るNちゃんの助けを借りながら”あぶぶ”と”とことこ”を定期開催するようになった。

わらべうたを「おぼえたい」と思っていた頃には、一曲おぼえるのに大変苦労したけれど、とにかく口ずさむしかないと歌い続けているうちに、新しい歌がするすると身体に染みこんでいくようになった。
随分前にお招きした小林衛己子先生 小林衛己子の世界 の「まず100曲くらい歌えるようになりなさい」のお言葉の通り、100曲くらい歌えると、後はさほどの苦労がないから不思議。
今、私は一体、何曲うたえるのだろう。

わらべうたは「暮らしの歌」だと思う。
季節や生き物、日々の暮らし、心の有り様をうたっている。
歌うことで伝え、
歌うことで分かち合い、
歌うことで己を励ます。

ここあんで、小さな人たちと向かい合うとき、わらべうたは言語ツールとなる。
小さな瞳の奥を、わらべうたをうたいながらそっとのぞくとき、
「いいですか?」
「いいですよ」
そんな会話を繰り返しているのだと思っている。

さあ、今日は「お外遊び」。
小さな人たちとお散歩しながら、何を見つけるだろう。
きっと幾つものわらべうたが浮かんでくるだろうね。
今月のわらべうた「さっきないたカラス」も歌えるかしらね。

わらべうた、ありがとうemoticon-0159-music.gif



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ひとりここあんで仕事しているとき、事務スペースで聴くのは、このところずっといぶきさんのCD、オリエンタルシャッフルのライブ盤だったりしたのだが。
本日より、こちらにチェンジでございます。
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ボードビリアンのバロンさんでございます。

昨夜cafeマルマスでライブがあってその楽しさと言ったらemoticon-0159-music.gifemoticon-0115-inlove.gif
脱力系と見せかけて、次々繰り出される音や技やクスッとさせられる感満載でいついつまでも楽しませて欲しい〜って願うほど。
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新しいコーヒーを調達して自分用にいれて、ふんふんemoticon-0159-music.gifふ〜んemoticon-0159-music.gif
いい気分で〜「お・し・ご・と」emoticon-0105-wink.gif


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来月10日の結婚記念日で、でめでたく33年。
へ〜っ!ビックリだね。
親兄弟より長い時間を共に暮らしてきたわけだもの、良くも悪くも互いに理解者であることは間違いなし。
「え〜っと、あれが・・・」
「ああ、あれね」と、他人様では全く意味の分からぬ会話が成り立ってしまう。
「あ・うんの呼吸」というのでしょうか。
夫婦の関係性というのは年齢と共に変化するものなのね。
ひとりの時間を大切にしたい時期を過ぎ、
最近は「ふたり」の方が安心って気がしてきた。
夫婦で旅行?
勘弁してよ〜って思っていたけど
それも良いかもね、など心境に変化が・・・。
(現実的には老親を抱え無理な話)
息子たちがそれぞれに新たな家族を見つけて自立したからかしら?
穏やかな、良い夫婦の時間が続いています。
幸せなことですね。



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明日、11月8日まで公開中です。

観る価値があると思ったよ。

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