カテゴリ:庵主ひとりごと( 862 )

若き親たちへ (1)親としてのカン

緊急のお知らせです。
明日、7月1日に予定されていたゲストデー「虫除けスプレー作り」はゲストの都合により延期とします。
変更日は7月19日(火)となります。
ゲストは来られませんが、ここあんは開いておりますよ〜。


近頃本棚から引っ張り出してきたのは河合隼雄先生の「こころの子育て〜誕生から思春期までの48章〜」
改めて読み直してみると、そうよそうよ!!って、私自身の共感モードにスイッチが入った。
Q&A方式の読みやすい本。河合先生の関西弁が所々に出てきて親しみやすさもあるしね。

Q9:いまの子育てで気になることといったら何でしょうか?
A:親としてのカンを磨くのをサボりすぎていることです。

ああ、よくぞ言って下さった。そうよ、そうそう!!全く同感!!
親としてのカンを磨くには、子どもと接する時間を多くして、子どもをよく見ているとだんだんと身についてくる。と河合先生はおっしゃっている。
「子どもを見る」そのことに尽きる、と私も思う。
子どもたちが叱られるとき、親たちは結果だけを見ていることが多い。
その行動に出る前の様子を見ていたら、子どもが何をしたかったのかが分かる。けれど、事が起きてから子どもを見るのではねえ、「どうしてこんなことするの!」って問いただされても、子どもは上手く説明できない。
カンの働く親であれば、「あらあら、大変なことになったね。ママがちゃんと見ていてあげなかったから悪かったね。」などと、責任を引き受けてくれるのだが。
子どもを見ていて理解できているからこそ、我が子が何をやりたかったのかを、たとえ見ていない場面であっても予測することができるのだろう。
今、子どもが何を求めているのか、何をして欲しいのか、何をやろうとしているのか。
それを、子どもの最も身近にいる親が理解してやらないでどうする。
こうしたカンを磨き続けておくことが、それこそ思春期の子どもとの向き合い方を助けてくれるんだよね。

さて、子どもの求めていることを理解する目(親としての)が育ったとして、それを叶えてあげるかどうか、そこはまた別の話でちとややこしい。
子どもの求めるまま、願うとおりにしてやればよい時期はおよそ1才位まで。その後は、良いこと悪いこと、出来ることできないことを繰り返し教えていく時期に入る。
この辺のことは、次回また。
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by coco-an | 2011-06-30 09:03 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(4)

お母さんの膝

お座りができるようになると、とたんに膝抱っこをやめてしまうお母さん、割に多いのよね。
「まだまだお膝に乗せておいてあげて」と思う。
早く自立させようと思えば思うほど、子どもって離れていかないようよ。そんなに急いで大きくならなくたって良いのに、って思うとどんどん自立していっちゃう。
不思議だけど、そうなの。
わらべうたを歌うときもそう。
一人座りができるようになっても、大好きな人の膝の上、お尻や背中を伝わるお母さんの声とリズムをしっかり刻みつけてあげようね。
そうして、いつの日か、自分からお膝を離れていく時を、楽しみに待っていられればいいですね。
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by coco-an | 2011-06-28 08:08 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

ちょいとひと息

なんという暑さだったでしょう。
昨日のここあんは、思わず誰もがタオラー(タオルを頭にしばる)になってしまうほどでした。
まだ6月だというのに・・・、夏が思いやられますね。

猛暑の中、連日講座のご依頼を受けており、ちょいとハードな週末となりました。
木曜午後、人生の大先輩方にここあんの話を聞いていただきました。
金曜夜、中学校の保護者向けメディア講座。
土曜日午前、乳幼児の保護者向けメディア講座。
みなさんの貴重な時間をいただくのです、心して向き合わせていただかねばと、いつも思います。
毎回、大切なことを伝えそびれたように思ったり、言葉足らずで伝えきれなかったんじゃないかしらと心配になったり、反省を繰り返すばかりですが、私自身は、さまざまな気づきや発見がその度ごとにあり、有り難く思うのです。
こうした修行の場を与えられるからこそ頑張れる。怠け者の私が学ぶことにどん欲になれるのは、そのお陰ですしょうね。
しかし、ちょいとひと休み。
しばし「からっぽの時間」を過ごしてリフレッシュしなくちゃね。
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by coco-an | 2011-06-25 20:46 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

思春期のこと

思春期の人たちとどう向き合ったらいいか。
ひとりひとり育ってきた環境も違うだろうから「こうすればいい」って正解はないよね、きっと。
中学生の親さんたちに話しをすることになっているので、あの年頃の子どものことをあれこれ思う。

私はどんなだったかと思い起こしてみる。
お母さんのことを「あの人」などと呼んだり、随分批判的な見方をしていたように思う。
自意識過剰なお年頃。
学校からの帰り道、曲がり角での友達との立ち話はエンドレス。
時折母に見つかって「みっともない」と言われても話は尽きない。毎日会ってて、すぐまた会う約束してたりするのに、今思えば、よく話すことがあったよねえ。
仲間意識が猛烈に強く、抜け駆け厳禁、掟破りは生死に関わる位の一大事。
夢見る夢子。空想は果てしなく広がって、悲劇のヒロインになったかと思えば、たちまち至福のお姫さんになることも。
13歳。
私が私を過剰に意識しはじめたのは、13歳だったと記憶している。
秘密を持ち始めたのもこの頃。
最も、親にはたいていのことは見抜かれていたかも知れないけれど。
大切な友達と出会ったのもこの頃。
密度の濃い、友達関係。
大人になってから、会うことはなくなってしまったけど、思春期の頃の私にとって一番大切な女友達。
二人だけで、こっそり交換日記したりしてたの。あれ、どうしたかなあ。大きなスケッチブックを使っていたっけ。
二人で詩集をつくって発行したりもした。あの頃コピーするのも結構お金がかかって、お小遣いをやりくりして苦労してつくったんだよね。
長電話をいつも注意されてた。

ケータイが手放せない今の女子中高生の気持ち、ちょっと分かるような気がした。
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by coco-an | 2011-06-23 21:07 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

甚平

近頃、息子二人が揃って甚平を着ているのをみて、ニヤニヤしている。
Tシャツに短パンが夏の家での過ごし方だったが、先日珍しく某デパートを親子してうろついているとき目についた甚平に、二人が「ちょっと着てみたいかも」と反応したのをいいことに、つい財布の紐を緩めてしまった母でした。
もう社会人の二人だけど、甚平くらい買ってやっても良いわよね。

小っちゃい頃の二人、夏にはよく甚平着せてたな〜って、しみじみしてみる母でした。
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by coco-an | 2011-06-21 08:52 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

キャンドルナイト

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雨を心配したけれど、雨は止み、少し風のあるキャンドルナイトとなりました。
今年は、東日本大震災の犠牲者を悼む気持ちを携えてのキャンドルナイトにしようと、日本をかたどったパネルを設置し、そこにキャンドルを灯しました。
残念ながら小さなキャンドルは風で吹き消されてしまい、思うようにはいきませんでしたが、気持ちはね、被災地の皆さんに寄り添うことができたかな。
写真は、終盤、すでに灯されたろうそくが消えはじめていたので、周辺に設置していたペットボトル灯籠を地図上にならべた様子です。
キャンドルトークは「防災のはなし」、市の危機管理室長にお願いしました。参加人数は少なめでしたが、皆さん真剣に聴いていました。やはり、自分たちの問題として捉えることができたのは、大きな災害の後だからでしょう。あってはならないことが起きる、それが災害なんですね。
「暗闇マーケット」でこっそり買い物した品々、後でまた紹介しましょうね。
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by coco-an | 2011-06-19 09:25 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

自分になる

子どもがいて、劇場という組織にであったからこそ私は自分になれたかな〜って思う。
一人の人に出会うと、その人をもっと知りたくなる。
きっと今、劇場の若い人たちは、永野むつみさんをもっと知りたい!って思っていることだろう。
そして、永野さんの講演に出てきたロシア文学のことだとか、人形劇の師匠のことだとか、調べてみようなんて思っているかも知れないね。
ふと我が身を振り返る。すぐさま浮かぶのは、鳥山敏子さんのこと。
35歳の時だった。講演会にお招きして、やはり数日同行させてもらい、私自身大きく影響された。
その後もお招きする機会や近隣での講演会などでお会いすることがあり、彼女の著書を片っ端から読み、深く学ばせてもらった。
彼女のようになりたいという願いの中で、彼女に学ばせてもらいつつ、やがて私は私にできうる自分の道をみつけなければと思うようになった。自分をちゃんと生きていくこと、それができてはじめて彼女と真に向き合えるんだって。きっとしばらくの間、鳥山病に罹っていたんだね。
今も時折思い出す、どうしていらっしゃるかしらと。
「全国に賢治の学校をつくろう」と熱く訴え続けておられた鳥山さんは、やはり本物だったんだなあ。
賢治の学校は、各地に彼女の思いを共通の思いとして受け継ぐ人たちの手で広がっている。
今私は、出会った頃の彼女の年令になっている。そう考えると、彼女のように思いを実現できる人に、これからだってなれるんだよね。

豊かな出会い、その多くが劇場の活動を通じてもたらされたことに、改めて感謝しよう。
そうして出会った方たちに刺激され、考え、学び、私はやっと自分になった。
そして、これからも、他の誰でもない自分になっていきたいと思う。
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by coco-an | 2011-06-18 09:32 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(4)

やる気まんまん

どういうわけだか、やる気まんまんの私。
「人間としてのお仕事」、ちゃんとやらなきゃ!!って気合い入ってます。
昨日までの疲れもどこ吹く風。あれやこれやとたまっていたお仕事に着手。
えいっ!!って夕方「散髪」もしてね、身も心もさっぱり。
明日も朝から働きますぞ。
お家のこともちゃ〜んとやって、夕方からはキャンドルナイト。
こちらもやはり「人間としてのお仕事」だからね。

キャンドルナイトin境港 6月18日午後7時より
境港市民活動センター&市民広場にて
和太鼓演奏でオープニング
キャンドルトーク「これからの防災について」
キャンドルコンサート 出演ミンクくじら
暗闇マーケット(ここあんもドマーケットの姉さん達出店します)

みなさんお出かけ下さいね。
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by coco-an | 2011-06-17 22:46 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(0)

私には私の言葉が

永野むつみさんのパワーに圧倒され続けた二日間。
午後に永野さんを鬼太郎空港までお送りして、ちょっとひと息ついて、家族とのいつもの夕食を終え、ようやくクールダウンできたかな〜って感じ。
永野さんのお伴をしつつ3回の講演を、全て聴かせていただいた。
あえて何も言うまい。
永野ファンを、たくさんたくさんつくっちゃったことは間違いない。
講演会に参加している人たちの聴く姿勢、表情など見なくとも背中が全てを物語っていた。

さて、明日は私が伝える立場になる。
待っていて下さる人に、私は私の言葉で伝えてみよう。
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by coco-an | 2011-06-16 22:30 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

人間としてのお仕事

楽しみにしていた「永野むつみ講演会」は、いよいよ明日から。
今日は午後、永野さんがこちらに到着されて、夕方のひとときホテルへとお送りする道すがら色々とお喋りさせていただいた。
明日も明後日も、東京へお帰りになるまでご一緒させてもらうことは大変光栄。

東日本大震災の被災地や原発事故の影響が心配される地域にも講演や公演を通じてのお知り合いがあるそうだ。
「顔見舞い」(手ぶらで顔を見せるためだけにいくお見舞いのことらしい)に行ってきたとおっしゃっていた。
そうした話しの続きに、「人間としてのお仕事」という話しをして下さった。
人間には「生活の糧を得るための仕事」と「プロフェッショナルな仕事だけどお金にはならない仕事」の二通りがあるって。
「皆さんがやってらっしゃる、おやこ劇場の仕事もそうね、人間としてのお仕事よね」と。
そうか〜、人間としての仕事ね。
私の毎日は人間としての仕事だって、誇りを持って良いのよね。

人間としてのお仕事、頑張ろう。
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by coco-an | 2011-06-14 20:51 | 庵主ひとりごと | Trackback | Comments(2)

ここあん(子己庵)開設情報・日々のあれこれ


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