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カテゴリ:NPO人として( 46 )

お隣の県で子どものための活動を続けてきた仲間(NPO)が今年度限りで組織を解散するんだって。
組織として次の世代に引き継げる事業をつくれなかったと語るメンバーの言葉を反芻しつつ帰った。

NPO法が施行され、「NPOを仕事にできる時代」を歓迎し、やがて「協働」という名の下、NPOに寄せられる期待に応えるべく、頑張りすぎるくらい頑張った時代があったことなど思い出す。
今、NPOで働くひと、働きたいひとは増え、仕事として認知されるようになったけれど、私自身、自分の仕事にはできなかったし、やる気のある人をちゃんと雇用し続ける体制をつくれないままでいる。
それでも続けてこれたのは、関わるメンバーや支える人たちのボランティア精神と使命感あってのこと。
自分たちが動いただけの対価に勝る報酬(喜びや満足感といった心の報酬)が得られるからこそ続けられたと思う。
そして同時に、理想とする世の中にたどり着かないもどかしさが、次へ、また次へと向かわせてしまうからきりがない。

子どもたちが生き生きと子どもらしく育つことができる。
どこにいても、どの親の元に生まれても、ひとりの人間として尊重されて育つ。
そうであって欲しい。

世の中(社会)の意識を変えることに繋がるなにかができたとしたら嬉しいが、そうでなくても、ひとりの人の意識に変化をもたらすような、目の前の小さな人の心にポッと灯りが点るような時間をつくれたら、それだけで充分かなと思うようになった。

そして何より、「子どもってすごいね」と思える自分になれたこと、それを思うと、続けてきた活動になにひとつ悔いは無い。

今年度最後のアートスタート事業は人形劇団クラルテさんを山の奥の保育園さんへのご案内
0歳さんから総勢150名で楽しむ「おひさま劇場」
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年に幾度もこうした鑑賞機会を設けているだけあって
主体的に観る(観ようとする)姿勢が背中にも表れています
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「ポリチーノの結婚式」と「かさじぞう」
かつての名コンビ(T平さん、O村さん)が「あ・うん」の呼吸で演じていた
懐かしい舞台を思い出しながら
新コンビでの人形劇を楽しませていただきました

「かさじぞう」にはわらべうたが随所に用いられていて
それが舞台ととても合っていて、素敵でした♪
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舞台裏に興味津々の年長さんには、特別に「秘密の公開タイム」
どうやって雪が降っていたのか
二人しかいないのにたくさんの人形をどうやって動かしていたのか
人形はどうやって動かしているのか
などなど・・・
子どもたちの「不思議だなあ」「すごいなあ」に
応えてくださいました
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ポリチーノにでていた「おおかみ」も再登場!
おおかみが怖くて泣いてしまうお子さんもいましたが
人形劇や昔話には欠かせないキャラクターですね

クラルテのT平さんとは30年近くお付き合いさせていただいていますが、
子どもたちのために全国各地へと生の舞台を届けるために労を惜しまず
本当に良い作品を演じ続けてくださる皆さんに、心から感謝します

いつも思うことだけれど
子どものための文化事業に関わる方々が手にする対価はあまりにも低くて
申し訳ない気持ちでいっぱいです
(保育士さんの賃金もそうですが)
子どもに関わる仕事、特に人への公的資金の投入を増やせないものかと思います

一方で、鑑賞機会が減っていること
それが劇団の解散や維持困難の要因とも考えられるので
保育園、幼稚園はもとより、地域やグループなど
身近なところで鑑賞の機会を増やしていく努力を
私たちもしなければと思います

楽しくて、かつ色々と考えさせられた1日でした

次年度は県内のどこに、どんな作品を紹介できるでしょうか
アートスタートは、生の舞台をお届けする
NPO法人こども未来ネットワークが育んできた大切な事業です










一日中冷たい雨の降る連休最終日、
NPO法人こども未来ネットワークの主催した「積み木で遊ぼう」には200名近くの親子連れが参加してくださいました。
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積み木遊びには、試行錯誤の面白さがあります
工夫の面白さを知っているお子さんであれば、勝手にどんどん遊べちゃう

ちょっと戸惑いがちに辺りを見回している親子さんがありました

まずは「初めての積み木遊びコーナー」で30分以上8個のレンガ積み遊び
(準備していたパターンを用いてたっぷり遊びました)

やがて・・・「あ、そうだ!」
突如始まる造形遊び
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「象だよ〜」
はじめは顔(平面)だけでしたが、その後身体もできました


親子で一つのものを作るのも楽しいですね
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「ここに人を入れよう」とかおしゃべりも弾みます

会場に入って、すぐさま何かを作り始めるお子さん(親子さん)もあれば、呆然として、何をどうして良いのやら途方にくれた表情のお子さん(親子さん)もあります。
こうした時、積み木遊びの面白さの体験値が見て取れます。
そうした時、パターン遊びは導入として効果的だなと実感しました。

お子さんが並べるそばから「一つ足りないんじゃない?」とか「それじゃあ倒れちゃうよ」と、つい口を挟んでしまいがちな大人たちに、「お子さんが考える時間をあげましょう」と、さりげなくアドバイス。

参加人数も多かったので、全員で一体感を持って遊べるようなことはできませんでしたが、こうした機会を通じ、積み木遊びの楽しさを実感する人たちが増えていけば、年齢別ワークショップなども実施できるかなと思います。

ご参加いただいた皆さん、積み木研修会で学び、当日スタッフとしてご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。




NPOの活動として、「つかいみちを選べる募金助成事業」に今年も取り組んでいます。

ここあんにも募金箱を設置しておりますし、ご協力いただける団体、会社、店舗等へも募金箱や払込用紙を置かせて頂いています。
私などは、募金箱を持ち歩いていて、会合などに持参し、理解を得たうえでぐるりと回してもらったり、厚かましいお願いを続けております。
こちらを見てびっくり!募金の集まり具合(現在、振込用紙で入金された寄付金額総額)が見えるようになっています!
(こちらのサイトから寄付することもできます)
そんな中、募金箱が一つ戻ってきました。
良き理解者とともに色々な方とで会ったりして、ぐるりと一回りしてきたのかな?
これぞ、「旅する募金箱」または募金箱の里親さん!ですね♪
募金箱とともに旅をして下さる方、いらっしゃったらお声かけ下さいませ〜

皆さんから寄せられた善意は、子どもたちの笑顔に繋がる事業に使わせて頂きます。
今年も、県内の小児科病棟、児童養護施設、母子寮等で過ごすこどもたちへのチャリティー公演を実現させる予定です。

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今年も「つかいみちを選べる募金」の季節がやって来ました
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お陰様で年々、募金総額は増えております

募金箱にお気持ちを投入していただくか
専用の払込用紙での募金(郵便局窓口)をお願いしております

この募金は、NPO法人こども未来ネットワークが行うアート事業のうち
利用者負担をお願いできない事業に使わせていただきます

児童養護施設でのアートスタート事業
長期入院中の子どもたちへのアーティスト派遣事業
被災地への支援活動など・・・

特別なケア、配慮を必要とする場面ばかりですので
写真撮影等は記録のみで公開いたしません
なので、子どもたちの様子を見ていただくことができません
けれど、どんな状況にあっても
「本物に触れる、本物を届ける」
私たちの姿勢を貫いて
子どもたちの笑顔に繋がる
素敵な時間をつくっていますので
どうぞご支援いただきますよう
お願いいたします

ここあんの募金箱に気づいたら
宜しくお願いします


わたしの所属するNPOでは、子ども時代の豊かな遊びのツールとして、木のおもちゃに触れることを提案している。

そもそも、わたしが木のおもちゃと出会ったのは、20年近く前のこと。
「木や」のT夫妻を通して、「本当のおもちゃ」のすごい力を、実際に子どもたちが虜になって遊ぶ姿から学ばせてもらった。
我が子も積み木遊びはしていたが、もっと幼い頃に触れさせてやれなかった素晴らしいおもちゃたちの存在や、遊びへ誘う大人の姿勢、遊びきることの出来る環境作りなど、T夫妻からどれだけたくさんのことを教えてもらっただろう。
NPOの活動と共に市立図書館内で「子どもセンター」を運営するようになり、絵本と共に木のおもちゃやアナログゲーム、そして積み木遊びの面白さを知った。
やはりここでも「木や」さんのアドバイスにいつも私たちは助けられた。
こうした経験が今のここあんやこども未来ネットワークでの活動に繋がっている。
もちろん孫と繰り返すおもちゃ遊びにどれだけ役立っているか分からない。
(「木や」さんは、おもちゃ屋となった今もわたしの師匠だ)

さて、積み木遊びを皆さんはどの位経験していらっしゃるだろう。
ブロックやLQ・・・、プラスチックのカラフルなおもちゃは、扱いやすくバリエーションも豊富なので、実際に限られたスペースで楽しく遊べるツールとして人気だ。
求めやすい価格でもあるしね。
積み木をたくさんそろえようとすると経費はもちろん、広げる場所も必要。
そうしたこともあって、家庭で積み木遊びを体験させるのは難しくなったように思う。
ましてや、試行錯誤を繰り返し、想像力を働かせて構造物を作る遊びに興じる時間さえ確保しにくい多忙な子どもたちも多い。
遊びを見守る親の方も、積み木遊びの楽しさを知らずに大人になっていたり、幼い子どもの場合、どのように手助けすべきか分からないという現状もあるだろう。
積み木遊びが子どもの遊びの中から消えてしまうのでは、と少々案じている。

また、私自身も積み木遊びに関してはまだ分からないことが多く、子どもたちがより豊かに遊びを深めていくために関わる大人がもっと学ばねばと感じている。

そこで、(前置きが長くなったけれど)この度、積み木の研修会を開催することにした。
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研修会は、子ども・子育てに関わる大人対象。
資格は必要ないので、子育て中の親さんもOKだが、児童クラブの指導員、保育士、子育て支援センター職員など、是非ご参加いただきたい。

積み木があれば、子どもは勝手に遊び始める。
けれどその遊びの広がり、子ども自身の発見や喜びにつなげていくためのヒントを周りの大人が知っているのと知らないのとでは、遊びの質に違いが生じるかも知れない。

是非この機会に大人の皆さんに積み木遊びの本当の面白さを体験してもらいたい。

講師は、子どもと育ち総合研究所の宮野氏。
クレヨンハウスでの積み木遊び講座の様子がこちらに↓
子どもの「遊び」とは、決して後回しに出来ない大切なことだとわたしは思っている。





今月のわらべうたは♪ねーずみ ねーずみ どーこいきゃ
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”とことこ”では、ハンカチネズミをつくりました

もちろん「ろうそく ぱっ」もこの時期欠かせません

来週火曜日の”とことこ”でここあんは仕事納めです

今年も沢山わらべうたで遊びましたね〜

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました

(うっかりして、”あぶぶ”の報告をしていないことに今、気づきました)


出前講座が続きます
今日はメディアの方ではなく、わらべうたや絵本についてのご依頼
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資料と共に「カイくん」に同行してもらいます
3歳未満のお子さんたちが通う保育園へ

行ってきま〜す


日曜(14日)のくわえパペットステージに続き、月曜(15日)から市内保育園・幼稚園でのアートスタートが始まりました。
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たくたく堂さんによる「にんぎょうげきのおみせやさん」
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1歳児クラス〜6歳児クラスまで、およそ70名が釘付け

初日の公演は、お遊戯室のない保育園でした。
ここはいつもみんなが過ごす保育室なんですが、「小さな劇場」にへ〜んしん!

子どもたちの反応が面白く、あっという間の50分でした。
今日もすでに別の保育園で仕込みが始まっています。
金曜日まで、市内巡回公演が続きます。
とてもとても楽しくて、大変意味のある素晴らしい(どんなに褒めても褒めたりないくらいの)境港市独自の自慢の事業です。

2013年より続いている境港市のアートスタート事業(境港市独自の事業ですよ)
毎年、この時期、市内の幼稚園・保育園に人形劇団さんがやって来て、いつもの場所が小さな劇場に早変わり。
今年も来週から5日間、巡回公演が始まります。

全ての幼稚園・保育園に、というのは少々財政的に厳しいと言うことで、隔年での訪問となっています。
(今年来てくれたら,来年はお休み)
けれど、救済措置もちゃんとあって、保育園・幼稚園で観ることが出来なかったとか、まだ保育園・幼稚園に入っていないとか、園では子どもは観たけれど親子で観たい、という方のために、誰でも自由に鑑賞できる公開公演も用意されております。

今年の公開公演はくわえ・パペットステージさんの「ふくろうぼうや月夜のぼうけん」
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未就学のお子さんと保護者のみなさん、事前のお申し込みは不要。
ぜひぜひ、この機会に親子で人形劇を楽しんで下さい。

2018年10月14日(日)10時開演(15分前開場)
境港市保健相談センターにて